>

求人広告でのブラック企業の見分け方

1.人の入れ替わりが激しい

ブラック企業の特徴のひとつとして、人の入れ替わりの異常な速さがあります。
あまりの業務量や職場環境の悪さで人がやめてしまうので、常に人手不足で人が入っては辞めていき、入っては辞めていき、ということを繰り返しているのです。
そのため、求人広告の時点では以下のような特徴が見られる場合があります。

・募集期間が長い
・学歴不問、資格がいらないなど条件が緩い
・掲載期間を過ぎた求人が延長掲載されている

とにかく人を集めたいという目的が先に立っているので、適正などを度外視した結果、こういう条件になるところがあります。
ただ、業界全体で人手不足に悩まされている場合や、急速に業務を拡大した会社などが一時的に門戸を広くするために上記の条件をつける場合もあるようです。

2.収入に不自然な幅がある

入って数ヶ月の新入社員と、勤続10年以上のベテラン社員の収入に差があるのは不自然なことではありません。
ですが、求人広告の時点で「年収:〜500万円」のように、下限を掲載していない場合は注意が必要です。
基本給の条件はよく確かめなければいけません。
固定残業代を含めた基本給の場合、指定の時間以上の残業があった場合の追加の残業代が出るか、確認しておきましょう。
もしも追加の残業代が出ない場合、月70時間の残業に対して30時間分の残業代しか支払われない、という事態が起きてしまいます。
残業代は残業した分しっかりと払われなければならない決まりであり、そういった体制を取っている会社は法律的にも問題があると言えます。


この記事をシェアする